一般的に薬剤師はどんな理由で転職をしているのか気になりますよね。
先日、面接した転職先の薬局から内定もらいました。私の条件にほぼ合ってて素敵。残業あんまりなし。在宅なし。通勤時間が今より1時間カット。個人薬局で少人数体制。しかも今の薬局より給料上がる。転職活動してホントよかった。薬剤師は今の薬局を改善するより薬局変えた方がいいと思った。
— こうのすけ@6/1デレ東京昼部現地、ミリAct4両日現地参加済 (@konosuke0315) December 27, 2017
- こんな理由で転職をしていいの?
- 他のひとの転職ってどんなきっかけ?
上記のような疑問をもっている薬剤師の方は、この記事を読んで、自分が転職すべきなのか、見つめてみましょう。
1位:「給料・手取り・年収・待遇」への不満を理由に転職
給料を理由に転職する薬剤師には大きく3つのパターンがあります。
- 製薬会社や病院へ転職して年収アップ
- 男性としては年収が低いので転職して年収アップ
- 昇給が小さいので転職しながら年収を上げる
- 都市部は年収低く、人手不足な地方に転職して年収を上げる
製薬会社や病院へ転職して年収アップ
ざっくりですが、薬剤師の職場の種類ごとに年収の幅を見ると次のようになります。
- 製薬会社:年収550~880万円
- 病院薬剤師:年収500~650万円
- 調剤薬局:年収450~600万円
- ドラッグストア:年収350~450万円
「ドラッグストア」や「調剤薬局」の薬剤師が、現在の職場から「製薬会社」や「病院薬剤師」へ転職をして年収アップを行うケースが多くあります。
男性としては年収が低いので転職して年収を上げる
女性であれば薬剤師の仕事は安定した給料で、比較的休みの取りやすい職種です。しかし、男性薬剤師からしますと、年収が上がりにくい、都市部に近付くほど給料が安くなる傾向によって、転職を考えるようにんります。
昇給が小さいので転職しながら年収を上げる
薬剤師は初任給が高いですが、昇給が小さいため、転職を繰り返しながら年収を上げることもよく行われています。
都市部は年収低く、人手不足な地方に転職して年収を上げる
どの職種でも都市部に人材が集まる傾向にありますが、他の職種と異なり、薬剤師は全国で必要とされる職業です。そのため、供給が低く需要の高い地方に転職をすると年収を上げやすいため、年収アップを理由に地方への転職をする方もいます。
2位:「スキルアップ・やりがい」を求めるために転職
調剤薬局やドラッグストアで働いている方に多いのが「スキルアップ」です。スキルアップ先として「病院薬剤師」への転職を考える方が多くいます。病院薬剤師の場合は、他の職場と大きく違う点がいくつかあります。
- 患者の症状の経過が見えるためやりがいを感じる
- 医者・看護師など他の専門職との連携がある
- 調剤以外の仕事(医薬品情報業務・薬品管理業務など)がある
- 専門科目を扱う病院の場合、薬剤師としての専門的な知見を得られる
上記のように、やれる幅が広く、責任があるためスキルアップにつながりますし、患者の健康状態も見られるため「ありがとう」と言われるとやりがいも感じます。
3位:「人間関係」がうまくいかないため転職
病院薬剤師であれば、年功序列的な人間関係が合わないことがあったり、調剤薬局など狭い人間関係の場合は、1人でも合わない人がいると仕事のしづらさを強く感じてしまったりすることがあります。
4位:「子持ち・子育て・妊娠」がきっかけで転職
薬剤師の女性の割合は60%となっており(平成20年薬剤師調査)、特に女性が妊娠したことや子育てをキッカケに、現在の職場の労働環境を見つめ直します。
他の職種と比較して女性の比率が高いこともあり、マタニティハラスメント(「妊娠したら解雇」「妊娠するな」など)はありませんが、職場によっては妊娠後に子育てのための休みを取りづらい環境もあるため、より育児をしながら働ける環境へ転職を行う方が多くいます。
5位:「辛くて大変・残業が多い」ために転職
高給とは引き換えに忙しい職場、残業が多い職場もあります。つらくても給料がいいために働いてはいますが、奨学金返済が完了したり、結婚を考えるようになった場合に、給料もそれなりで仕事も今よりはきつくない職場に転職しています。
6位:「起業して薬局経営」
少数派ではありますが、転職して薬局の経営者になる薬剤師もいます。起業することによるリスクはもちろんありますが、最初は薬局を自分でまわし、薬剤師を採用すれば、自分の手をかけずに薬局を運営することができます。
年収1500万円の案件が初期投資3000-5000万円ほどであり、一人で運営した場合、2~3年で初期投資を回収できます。もちろん薬局の場所や運営方法によってうまくいかないこともあります。
薬剤師の仕事やキャリアの悩みは、専門家に相談。
仕事やキャリアの悩みは、まず最初に薬剤師の同僚や先輩に相談する方が多いです。
- この職場の労働環境・労働条件おかしくない?
- 自分のスキルで転職して年収上がる?
特に転職経験があり、あなたの実際のスキルを知っている同僚や先輩であれば、上記の疑問に的確に答えてくれるでしょう。しかし、「今何をすべきか」「どこの職場が合っているか」がわかりません。
- 40歳で年収600万円欲しいけど、今どうしたらいい?
- 最近の薬剤師はキャリアアップ・年収アップをどうしていけばいい?
- あの病院の労働状況ってぶっちゃけどうなの?
- 今より労働環境のいい職場って近くにある?
薬剤師のキャリアの専門家であれば、上記の質問まで教えてくれます。薬剤師のキャリア相談といえば「薬キャリ」が有名ですよね。今の職場に不満を感じる方や、将来を考え始めた方は、「薬キャリ」の専門家に「今何をすべきか」「どこの職場が合っているか」を聞いてみましょう。
※今すぐ転職したいわけではない人ても、無料で何度でも相談できます